留学中の滞在先

留学中の滞在先

私は、15年ほど前にオーストラリアに語学留学したのですが、そのときには大学の大学寮に入りました。ずっと、実家に住んでいた私は、寮生活というものにあこがれていました。特に映画やテレビで見る、海外の学生寮は本当に楽しそうで、そのイメージから寮での滞在を選びました。

 

英会話専門学校に1年間通ったものの、ネイティブ英語の違いとオーストラリアの訛りの強さに、相手の言っていることがほとんど理解できないままの寮生活はかなり苦戦の連続でした。私が寮生活を始めた時期が、学生の夏休みと重なっていて、寮はガラガラ状態だったのです。

 

右も左もわからず、親切な台湾の留学生がいろいろと教えてくれたのですが、食事以外は行くところもなく、しゃべる人もいなくて、ほんとに孤独だったのを覚えています。寮は一人部屋で質素、テレビもなく、小さなポケットラジオで音楽を聴くという孤独な留学生活のスタートでした。

 

 

ある程度の英会話ができるレベルにならないと、テレビや映画のような寮生活をエンジョイするのは難しいのかもしれません。学校が始まってから、たくさんの友達ができてからはとても楽しい生活になりました。友達の紹介で、ホームステイも経験したのですが、これまた、理想と現実の壁を感じました。

 

 

テレビなどのイメージで、暖かいホストファミリーに囲まれて・・・というものを想像してしまいがちですが、言葉も文化も違うので、なかなか満足するホストファミリーを見つけることは難しいようです。

 

 

私が、滞在したのは、シングルマザーとティーンネイジャーの子供二人の家族だったのですが、忙しいお母さんは家に全く居ず、子供は部屋で閉じこもりっきり。英会話を勉強したくて、ホームステイに入ったのに、会話は全くなく、結局は1ヶ月で出てしまいました。

 

日本では、スナック感覚のピザやファーストフードが、あちらでは立派に夕食メニューで出てきます。慣れてしまえば、気にならないのですが、きちんとした食事を期待するのはあまりおすすめできません。結局、私は大学寮で自炊のできるところで7ヶ月の寮生活をすごしました。